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わきがの治療方法にも、いろいろとあります。
デオドラント製品などを使って臭いを軽減させる“対症療法”や外科的手術での“根治療法”など、わきがの症状によって違ってきます。

わきがの臭いが軽い場合なら、殺菌効果のある、デオドラントスプレーを使用したり、肉類をあまり摂らないようにするなど、“対症療法”や“食事療法”で、臭いを軽減することもできますが、わきがを元から治すことはできません。

わきが治療の中には、メスを使わず、注射でボトックスというものを注入して、エクリン腺からの汗を一時的に止める治療法もあります。これは軽度のわきが、多汗症を合併しているわきがには効果的なものです。
ですが、効果が持続するのは、個人差もありますが、6~8ヵ月くらいなので、定期的に注射をする必要があります。
手術に抵抗のある方や露出の多い夏の間だけ、などという場合には向いています。

また、臭いが強く、汗が多い場合、脇の下を大きく切開し、医師の手でアポクリン汗腺やエクリン汗腺を取り除く外科手術が主流でした。わきがを元から治すには、この方法しかないのですが、治療期間が長くかかる事と、治療範囲が狭いことが難点でした。今は、大きく切開することなく、同じ効果のある治療をすることもできます。

このわきが治療は、脇の下を1cm程度切開して、その小さい穴から超音波メス(マイクロシェービングコンソーラー)を差込みアポクリン汗腺やエクリン汗腺を粉砕して除去します。
この方法でのメリットは、患者さんの体の負担も少なくてすみ、わきが治療を行なってすぐに、日常生活に戻ることができるということです。

このように、わきがの治療にはさまざまな方法があります。
症状の強さや他の病気と合併しているかどうかなどにより治療法も変わってきますから、治療を始める際には医師としっかり話し合いをするようにしましょう。
自分のわきがの症状をよく理解し、最もマッチした治療法で、納得した方法で治療を受けるようにしましょう。

わきがの治療法で有名なのは、外科的手術で『アポクリン汗腺』を取り除いてしまう方法やボトックス注射をして、汗がでるのを抑える方法などです。
このような、西洋医学的な治療以外にも、わきがの治療法はあります。わきがに効く漢方薬やわきがに効くつぼといった、東洋医学的な治療です。

漢方では“わきが”は多汗症の一種とされる事が多く、“発汗異常といった症状に効果がある”といわれる漢方薬が処方されます。どのような漢方薬かというと、『防己黄著湯加牡蠣(ぼういおうぎとうかぼれい)』・『五苓散加牡蠣黄著(ごれいさんかぼれいおおぎ)』・『白虎湯加減(びゃっことうかげん)』・『桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)』・『柴胡桂枝乾姜湯 (さいこけいしかんきょうとう)』などがあります。これらは皆、発汗のバランスを整える効果があります。
漢方薬の処方には『証』が必要になるので、漢方薬局などで、わきがや多汗症の症状やそれぞれの体の証(体格や体質)に合わせた処方で、自分用に調合してもらうといいでしょう。
しかし、漢方薬での治療は、体質改善が基本にあるので、わきがに対して、効果があらわれるまで、長期間のみ続けなければなりません。外科的な手術のように即効性のある、わきが治療法ではないのです。

また、わきがのつぼの治療では、わきがは体の肝経という道の異変によって起こると考えられています。
肝経の道とは、気血の通りのことで、足の親指内側から始まり、下肢の内側を上がり、おへその下に出ます。
さらに、肝臓、脇の下を巡って、頭に上がり、口の廻りを巡って目を通り、上方に向かっています。
ですから、肝経がある経絡の上にあるつぼを刺激することによって、わきがの治療ができるということになります。

わきがに効果があるのは、『行間(こうかん)』という、つぼです。
このつぼは、足の親指と人差し指の間にあって、身熱をつかさどっている栄穴です。
ですから、わきがには、この部分にお灸をするのがたいへん効果的といわれています。
ですが、お灸ができない場合には、行間(こうかん)が赤くなるまでゆっくりと指で揉んでください。
それだけでも、わきがに対して効果がでます。

多汗症とは、わきの下のわきがの原因となる汗を出す“アポクリン汗腺”からの汗だけでなく、“エクリン汗腺”からもたくさんの汗が出る症状のことを言います。

多汗症でわきの下にたくさんの汗をかくからといって、それが“わきが”になるとは限りません。

多汗症には、大きく2種類あります。

一つは“わきが型多汗症” これには、臭いは気にならないけれど、わきの汗が滝のように流れたり、洋服のわきの部分の黄ばみや汗じみが気になるなどの場合と、わきがの強い臭いと大量の汗の両方の症状があらわれる場合があります。

しかし、多くの場合、多汗症とわきがの両方の症状があらわれるときに、“わきが型多汗症”といわれています。

“わきが型多汗症”というのは、多量に出たアポクリン汗腺からの汗が、わきの下の細菌と混ざって、わきがの特有の臭いを発生させ、その臭いを、エクリン汗腺から出る多量の汗によって、さらに、広げてしまうのです。


もう一つは、“精神的発汗型多汗症”といって、緊張したときや驚いたとき、不安やストレスなど精神性発汗によって、一度に大量の汗をかく症状です。この場合、顔や手のひら・足の裏などにも局所的に汗をかきます。

多汗症の原因は、ストレスや緊張などの精神的なものや、食生活や遺伝、ホルモンバランスの偏りなどがあげられます。

ですが、汗の量が多いだけで、痛みもないことから多汗症は病気と見られないことが多いのも事実です。
ですが、厚生労働省も認めている立派な病気なのです。


暑かったり、運動したりして、たくさんの汗をかくのは、生理的なもので、俗に言う『汗かき』、多汗症ではありません。


わきがと多汗症はそれぞれ違う原因でその症状が起こるので、わきがと多汗症では治療法も異なります。


多汗症の治療にはボトックスという注射が有効だと言われています。
ボトックスはボツリヌス菌から作られていて、筋肉や神経の伝達をブロックする働きがあります。
ボトックス注射をすると、筋肉が収縮して汗腺が細くなるので、汗が出にくくなり、多汗症の症状が改善されます。
それと同時にわきがの臭いも軽減されます。

また、多汗症は、何もしていないのに手のひらが汗ばんでいるような『手掌多汗症』を意味することもあります。

“わきが”の発生率は、日本人では10~15%、中国人では10%以下であるのに対し、欧米人では70%、黒人ではほぼ100%の人が、“わきが”であるといわれています。なぜ、このように“わきが”の発生率に大きな差があるのでしょうか。

これは昔、『どのような暮らし方をしていたか』が大きく関係しているようで、狩猟民族であったか、農耕民族であったかということが“わきが”の発生率の大きな差になっているようです。

“わきがが多い”といわれる、欧米人や黒人の祖先は、狩りをして、動物の肉類を多く摂取していた『狩猟民族』でした。
逆に”わきがが少ない”といわれる、日本人や中国人の祖先は、穀物や野菜を多く摂取して暮らしていた『農耕民族』でした。 
このことからも、“わきが”は食事と大きな関係があることがわかります。

今、日本でも“わきが”に悩む人は増えてきています。それは、現代の日本人の食生活が、以前に比べるとかなり欧米化してきていることが関係しているのでしょう。

日本人は、『和食』といわれる魚や野菜を中心とした淡白な食事が主でした。
それが、動物性たんぱく質や脂肪などを多く含む欧米風の食生活を続けることにより、体質も徐々に欧米化してきたのです。

体質が欧米化してきたと言うことは、“わきが”も発生しやすくなったということですが、だからといって、“わきが”の原因となるアポクリン汗腺が新しくできたり、アポクリン汗腺や皮脂腺の数が増えたりするわけではありません。

元からある、アポクリン汗腺や皮脂腺が、動物性たんぱく質や脂肪などの、高カロリー・高脂肪の食事や、香辛料を多く使った刺激の強い食事によって、刺激をうけ、その活動が活発になります。
そのため、汗の分泌も活性化して強い“わきが臭”を発するようになるのです。


ですから、『肉食=わきが』ということではありませんが、“わきが”の臭いが気になる人は、肉類の摂取は控えるほうがいいようです。
他にも、卵や乳製品の摂りすぎ、アルコールの飲みすぎも、アポクリン汗腺を刺激してしまいます。
肉類に偏った食生活は体のためにもよくないので、野菜類もたっぷり摂り、お米や豆腐なども多く摂るようにしましょう。

“わきが”だけに限らず、体のために、バランスのよい食事・規則正しい食事を心がけましょう。

わきがの臭いを完全に取り去るのに一番効果的な治療法は、やはり外科的な手術でしょう。

わきがの手術では、“剪除法(せんじょほう)”という治療法が昔から行われていて、この“剪除法(せんじょほう)”が元となって、今ある新しいわきが治療法が開発されました。剪除法によるわきが手術は、健康保険適応となる治療法です。

“剪除法”は、わきの下のシワに沿ってわき毛が生えている範囲の真ん中にあたりを切開して行ないます。

剪除法によるわきが手術は、わきの下の皮膚を横に4センチほど切開し、わき毛の生えている下を剥離します。
剥離した皮膚を裏返し、アポクリン汗腺とエクリン汗腺を医師が一つ一つ目で確認しながら切除していきます。
医師が直接目で確認しながら行う手術は、この剪除法だけです。
そのため、剪除法によるわきが手術にかかる時間は他のわきがの手術よりも長く、両わきで1~1時間半程度かかってしまうようです。それでも、剪除法によるわきが治療効果は、ほぼ永久的で、手術に高価な機器を使うことがないので、今でも多くの病院やクリニックで行われています。

剪除法による手術は、直接目で確認しながらという手術方法のため、処置できる範囲が広範囲のしにくいことや、傷跡が残りやすいというのが悩みです。また、術後のダウンタイムが他のわきが手術よりも長いというのも欠点です。

剪除法によるわきが手術をした場合、当日は包帯でしっかりと手術した部分を圧迫するので、手を上げたり、重いものを持つというようなことは避けなければなりません。
手術をしたその日からシャワーは可能ですが、わきが手術をした部分を濡らさないようにしなければいけません。
また入浴はできません。
手術後 3~4週間は、手を上げたり、重いものを持つということは避けるという運動制限があります。
術後3日目に、わきが手術の部分を圧迫していた包帯がはずされます。
その後1週間~10日くらいで抜糸になり、入浴も可能になります。術後の圧迫の期間は医師によって違いがあります。

このように、剪除法によるわきが手術は、他のわきが手術に比べて術後の処置を厳重に行わなければいけなかったり、日常生活への復帰までに時間がかかる事などから、剪除法による手術を敬遠する人もいるようです。

わきがの治療法の中には、“吸引法”というものがあります。
吸引法とは、美容外科などで、痩せるための手術として有名な『脂肪吸引』の技術を応用したものです。
吸引法によるわきがの手術は、わきの下を小さく切開して、そこから先に穴のある“カニューレ”という細い管を入れて、わきがの原因となるアポクリン汗腺を吸いだすという方法です。

吸引法によるわきが治療は、傷跡も小さく、手術も短時間ですむため入院する必要がなく、日帰りで行えること、などのメリットがあるため、多くの病院でわきがの治療法として取り入れられています。
しかし、デメリットの部分も、やはりあります。

吸引法によるわきが治療での一番のデメリットは、『わきがの臭いが無くなっていない』とか『わきがが再発しやすい』ということでしょう。なぜ、そんなことになるのかというと、わきがの原因となるアポクリン汗腺を、細い“カニューレ”を差し込んで取り除くのですが、目で見ながら出来るものではありませんし、吸い出すだけでは繊維組織にしっかりと根付いてしまっているアポクリン汗腺を、完全に取り除くことができません。
しっかり取りきれないで、残っているアポクリン汗腺があるということは、当然わきがの症状も残ってしまう、ということになります。
ですから、吸引法での治療効果は最大 約 50% 程度しかなく、多汗症においては、ほとんど効果がないと言われています。
そのため、吸引法によるわきが手術を行った多くの人から、『手術をしたのに、わきがの臭いが残っている』というクレームが出ているようです。

わきがの治療法は、わきがの症状によって、向き不向きがあります。
吸引法によるわきが治療は軽度~中度、注意しなければ、臭いに気付かない程度の症状に向いている手術だといわれていて、わきがの臭いの強い人には効果が望めない手術法だとも言われています。
吸引法での手術にかかる費用も、20万円ほどかかるので、医師の説明をしっかりと聞いた上で、自分のわきがの症状に対して、最も効果が期待できる、わきがの手術法を決めるようにしましょう。

わきがの治療として“クアドラカット法”という外科的手術の方法があります。
“クアドラカット法”は、吸引管の先にシェーバーと呼ばれる歯(内筒)がついている、『クアドラカットメス』という特殊な器具を使って、汗腺を切除しながら吸引して外に出していく方法です。

“クアドラカット法”による手術は、局所麻酔により行われます。わきの下の、腕側と胸側を5㎜ほど切開して、クアドラカットメスを使ってわきがの原因となるアポクリン汗腺を可能な限り、切除し吸引していきます。切除し終わったら、血抜き用のドレーンを入れて、綿を縫い付けて圧迫します。手術から3日後にはドレーンと圧迫の綿が取れます。
1週間ほどで抜糸をしますが、手術後1~2週間は肩を動かしたり、腕を上げたりすることは禁止です。
ですが、この肩挙上禁止期間も外科的手術の中では短く、2週間前後で肩も自由に動かせるようになります。
手術にかかる時間は、片方 約 60分です。“クアドラカット法”でのわきが治療は、剪除法よりも復帰が1~2週間は早くなります。

“クアドラカット法”による手術では、術後、半分以上の人にテープかぶれ(圧迫するための綿を止めていたテープによるもの)が起こってしまうようですが、それ以外の合併症は、ほとんどありません。
わきがの治療効果も、この“クアドラカット法”による手術を受けた場合では、ほぼ永久的に持続します。

“クアドラカット法”によるわきが手術を行うメリットとしては、切開が5㎜程度と小さいため、傷痕が目立たないこと・入院の必要がなく、術後の通院回数も少なくてすむこと・運動制限の期間が短く術後の経過も軽い手術なので両方同時にわきが手術を受けられること・合併症がなく、効果は永久的であること、など、わきがの治療効果がとても高くメリットの多い治療法ですが、唯一のデメリットは、保険が使えないことです。
“クアドラカット法”によるわきが手術は保険が適応されていないため、治療費が両わきで40万円ほど必要となります。

また、汗腺を切り取るところを“直接”見る事が出来ませんから、“削り具合”の加減がなかなか難しい手術です。
ですから、形成外科出身の熟練した先生の病院・クリニックで手術をする方が良いでしょう。

わきがの臭いに悩む人は多く、そのほとんどはわきがの臭いを何とかしたいと願っていることでしょう。
そのため、わきが治療法や治療のための器具などもいろいろと開発されています。

そのわきが治療の中に、“イナバ式皮下組織削除法”というのがあります。
これは、故・稲葉博士が開発したわきがの治療方法で、日本医師会から『最高優功賞』を受けたほどの治療法です。
この方法は、剪除法での欠点であった、“傷痕が残ってしまう”ことや“傷痕のわりに処置できる範囲が小さい”と、いったことを解消するべく工夫されたもので、その技術は、わきが治療として確実性が高い治療法であることが認められたのです。
“イナバ式皮下組織削除法”では、稲葉博士が考案した、専用のカミソリの刃とローラーを組み合わせた〈皮下組織削除器〉という特殊な器具を使ってわきが治療が行われます。

“イナバ式皮下組織削除法”は、まず、わきの下を1センチほど切開し、そこから皮下組織削除器を差し込んで、わきの皮膚の裏側から、わきがの原因であるアポクリン汗腺・多汗症の原因のなるエクリン汗腺・わき毛を一気に削り取るという治療法です。
この“イナバ式皮下組織削除法”での治療では、わきの下の皮膚を厚さ1ミリ程度まで削ることができるため、わきがの臭いに悩む人の60%~80%の人に効果があるようです。また、わき毛やわきがの原因のアポクリン汗腺の再生がほとんど起こりません。

ただし“イナバ式皮下組織削除法”は、かなりのテクニックを必要とするので、熟練した医師でないと皮下組織の削除が不完全になったり、傷痕が汚くなってしまうこともあるようです。


わきが治療にはさまざまな治療法がありますが、中には手術をしても、あまり効果が期待できないというものもあります。
治療を行う時には、治療法や効果についてもしっかりと確認しましょう。
この“イナバ式皮下組織削除法”は、わきがを根本から治療する手術での効果は高く、これ以外には、剪除法も高い効果があると言われています。

わきがの手術法は、以前は剪除法(せんじょほう)が主流でした。
今では、この剪除法以外にも吸引法、超音波法などいろいろな方法ができました。

わきがの治療法には他にも何種類かありますが、どのわきが手術でも基本は、“わきがの臭いの原因となる、アポクリン汗腺を取ること”が目的です。
ですが、治療法によっては、手術にかかる日数や傷痕などにも差があります。そこで、わきがの治療法を比較してみましょう。


では、まず剪除法(せんじょほう)と吸引法によるわきが手術を比較してみましょう。

手術の際に切開する皮膚の長さは吸引法では5~7ミリ程度と短く、対する剪除法は5センチほども切開が必要です。
そのため剪除法でわきが手術を受けた後はダウンタイムも長くかかりますし、傷跡も長い期間目立ってしまうようです。
吸引法は切開自体小さいのであまり目立ちません。このように傷痕の残り具合にもかなり違いがでてきます。

また、わきが手術にかかる時間も、剪除法は1時間程かかってしまいますが、吸引法では30分程で済みます。

わきが治療の2つの方法を傷跡や手術時間で比較してみましたが、圧倒的に、吸引法によるわきが治療のほうがいいように思われますね。
ですが、手術後のわきがの臭いは、剪除法のほうがきれいになくなっているようです。
剪除法はわきの下を大きく切開して、医師が直視しながらアポクリン汗腺を取り除いていきますが、吸引法では小さな切開から、吸引器具を入れ、手探りで皮膚の裏側を吸い出していくという手術です。
当然わきがの原因となるアポクリン汗腺を取り残すということも多く、わきがに対しての治療効果は約 50%といわれています。
ですから、吸引法のほうが簡単に手術ができる代わりに、多くの人が手術後も臭いが気になるという状態です。

このように、手術の方法によって、かなり違いがあります。治療費も安いものではありませんから、しっかり考えて決めましょう。傷跡は残ってしまうけど、臭いはほぼ完全に無くなる方法と、わきがの臭いが残るけど、簡単に手術ができて、傷痕も残らない方法と、それぞれのわきが手術における、メリット・デメリットをよく考えて、手術法を選択するようにしましょう。

わきがは、日本人には少ないといわれています。それは、日本人はもともと、穀物や野菜などが主食の農耕民族だったからです。
統計的にみても、穀物や野菜などが主食の農耕民族よりも、肉を主食とする狩猟民族であった国や地域に、わきがの人が多いという数字が出ています。

わきがと食べるものとは、本当に関係があるのでしょうか。

わきがの原因となるアポクリン汗腺から出る汗は、たんぱく質やアンモニアなどを含む汗で、アルコールや刺激の強いものに影響されやすいといわれています。

実際に、わきがの原因となるアポクリン汗腺は、肉類や、脂肪分の多い欧米化された食事を続けていることで、大きくなり、活動も活発になるということが言われています。

日本人の食生活も、だいぶ欧米化されてきて、肉や脂肪分の多い洋食が増えてきました。
そのため、わきがに悩む人も増えてきているようです。

このことからも、和食中心の食事の方が、わきがの臭いを軽減するには良いだろうと考えられます。
和食はもともと、油分が少なく、野菜や魚、海藻などのミネラルやビタミンが豊富な食材をメインとした食事です。
ビタミンやミネラルは新陳代謝を良くさせる働きがあります。

わきがの臭いが強く気になっている人は、食事の内容を見直してみると良いかもしれません。
肉や脂肪分の多い高カロリー、高たんぱくの食事を続けているような場合は、一度食事を和食中心に変えてみましょう。
食事の内容を変えるだけでも、わきがのケアに役立ちます。

油分の多すぎるものや、必要以上のカロリー摂取は身体にとって、決してよい状態ではありません。
かといって、肉類や油分をまったく摂らないという極端な偏食では、体調を壊してしまい、逆効果になってしまいます。
いくら“わきがの臭いが強くなるから嫌だ”と言っても、肉類や油分も、必要な栄養素ですので、わきがだけではなく、身体のことも考えて、摂り過ぎないように注意し、バランスの取れた食事を摂ることを心がけるようにしましょう。