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あがり症は、長い年月によって積み重ねられた身体の悪い癖であるとも言われています。
その悪い癖である、あがり症を改善するには、呼吸法を変えること良いともいわれています。

よく、『あがり症には深呼吸すると良い』と言うのを聞いたことがあるでしょう。
昔から、人前で発表する時など、『深呼吸して、落ち着いて・・・』と、声を掛けますよね。
呼吸法はあがっている時に効果があるようです。今では、“あがり症のための呼吸法”というのもあって、かなり好評となっているようです。

あがり症は自分の意識ではどうにも出来ない症状が起こります。例えば、“人前で名前を呼ばれただけでも、顔が赤くなってしまう”“たくさんの人を見ただけで、心臓がドキドキしてしまう”“スピーチをしようとしたら急に、膝がガクガクしたり、声が震えてしまう”。これらは、自律神経が乱れる事によって起こります。
こんな時に、ゆっくりと深呼吸して、呼吸を整えると、頭がスッキリし、気分も落ち着く方も多くいます。
ですから、あがっている時に“深呼吸する”という方法は、あがり症対策として知られています。

あがり症には、“腹式呼吸”が効果的な呼吸法です。
“腹式呼吸”とは、まず、姿勢を正しくして口からゆっくり息を吐きながら、お腹をへこませます。そして、息をしっかり吐ききったら、今度はお腹をふくらませながら鼻から息を吸います。
あせらず、楽な気分で行うようにすれば、あがり症も緩和されて、徐々に冷静になれるでしょう。

腹式呼吸をしながら、『落ち着け』とか『大丈夫』『リラックス』などの言葉を口にしたり、心の中で思ったりして、自分に言い聞かせるようにすると、更に効果があるようです。

また、あがり症の原因は横隔神経にあるともいわれています。
複式呼吸をすることで、横隔膜を鍛えれば、あがり症を克服出来る可能性もあるのです。
そして、横隔神経を鍛えることで、不安や緊張などの情緒不安も軽減されるようです。

呼吸法はあがり症対策でも知られる方法ですが、マスターすれば誰でも簡単に、しかも無料で出来る方法です。
呼吸法ですから、薬を使わないので、副作用の心配も当然ありません。

自己暗示のようなものですが、気分を落ち着かせたい時には、呼吸法を試してみてはいかがでしょうか。

“あがり症対策”の方法には、どんなものがあるのでしょう。
あがり症の症状も人によって違いがあるように、“あがり症対策”にも、いろいろあります。
あがり症を自分で克服したいと考えるなら、気持ちを落ち着かせる『リラックス法』を、まずは試してみると良いでしょう。

リラックス法の中でも“呼吸法”などは、あがり症克服に効果的で、手軽に出来るとして好評のようです。
また、体の不要な力を抜いて緊張を取り除く“筋肉弛緩法”なども人気が高く、『あがり症のための呼吸法』を紹介する、書籍やインターネットサイトなどもあります。

他にも自分に言い聞かせる方法や、イメージトレーニングも有効と言われていますから、『私はあがらない』と、言い聞かせたり、“あがらずに自由に行動している、自分の姿を思い浮かべる”と、いうのも効果的です。


また、アロマを使ったり、音楽を聞いて気分を和らげるのも、簡単にできるリラックス法です。
鎮静作用のあるアロマの匂いをかいだり、好きな音楽やリラクゼーション用に作られた音楽をきくのも、あがり症の興奮を抑えるには効果があります。

“人前では、緊張してうまく話ができなくなってしまう”という、あがり症の方のための『スピーチ教室』もあって、高い効果を得ているようです。人前であがるのを抑え、上手に話すことが出来るようになるのも、決して、夢ではありません。

今は“心の病”の分野も進歩して、あがり症が起こるメカニズムについての研究も進んでいます。
あがり症を“精神医学的見地”から治療する為に、心療内科や精神科などで、あがり症に有効な薬物による治療方法や、充分な受け皿も確立してきています。
ですから、あがり症の症状を、自分でコントロールするのが難しいと思う場合や、医学的サポートが必要だと感じる場合には、無理をしないで医師の診断を受けるのが最適でしょう。


あがり症の症状も人によって様々ですから、自分に合った方法であがり症を克服していきましょう。

あがり症を克服するために、おまじないの力を借りてみるのはどうでしょう。
サプリメントや催眠療法など今まで様々な方法が行われてきましたが、どれも、気持ちを落ち着けることが基本となっています。
それならば、ちょっとしたおまじないで気持ちが楽になれば、それも、あがり症克服に役立つ1つの方法です。

例えば、『手の平に“人”の字を3回書いて飲み込む』『深呼吸する』『周りの人をかぼちゃだと思う』などは、昔からよく知られているもので、誰でも一度は試した事があるでしょう。

これらは有名なおまじないですが、調べるといろいろな方法が見つかります。
多くは自分独自の方法やお守りを持つことで、あがりやすい気持ちを消そうとするもので、『あがり症のためにおまじないをしたのだから(あるいは、お守りを持ったから)、自分はあがらない』と信じる方法です。


学生時代の友達で、普段は目が悪くて、眼鏡をかけているのに、発表会の時だけ眼鏡をはずしていたことがありました。
本番前に『眼鏡はずして大丈夫なのか』と尋ねたら、『眼鏡をかけていると、観客の顔がわかってしまうので、緊張してしまう。
眼鏡がなければ、人かどうかもわからない』と笑って返されました。これも、あがらない方法ですよね。

かと思えば、河原で拾った石をギュッと握っている友達もいました。
河原に落ちていたその石に、何か惹かれる物があったので、拾ってきたというもの。
それ以来、その石を持ち歩いていると大事な時に落ち着いていられると言っていました。
今で言う、『パワーストーン』だったのかもしれません。

ですが、“人”という字を書くところを、緊張していて、“入(る)”の字を書いてしまい、間違えたことに気がついて、余計に緊張してしまった・・・なんてことも、聞いたことがあります。

おまじないや、お守りは一種の自己暗示のようなものですから、その効果は人それぞれです。

おまじないが効いたと、喜ぶ人もいれば、おまじないが効かずに、逆に気持ちが高ぶってしまった方もいるようです。
先述のようなおまじないは、あがり症には良く使われるものですが、否定的な意見を持つ研究者や医師もいます。
なぜなら、おまじないを試すということで、脳は余計に緊張感を強めてしまう結果になりやすい事が分かっているからです。
ですから、人によっては、おまじないの効果がまったく無いケースもあるのです。

ですが、どれも簡単に出来る事ですから、それで、気分がリラックスして、気楽にスピーチが出来たり、自然に振る舞えるようになるかもしれません。
あがり症の症状が軽くなるのであれば、気休めであろうと、なんであろうと、試さない手はありませんよね。

あがり症克服に良いグッズって、ないものでしょうか。
そのグッズを持っているだけで、症状が出ないように抑えられたり、リラックス出来たり、そんなグッズがあれば、是非試してみたいものです。

そんな、あがり症に良いグッズ、探してみました。

1つ目は、“ゲルマニウム”を使用したグッズで、あがり症の方にはおすすめです。
ゲルマニウムには32度以上になるとマイナス電子を放出するという性質があります。
そのマイナスイオンによって、ストレスの緩和やリラックス効果が期待できるとされていて、あがり症に良いと言われています。

多汗症としてあがり症が現れる場合、汗が抑えられれば、少しは緊張も和らぐでしょう。
そんな場合は、“防汗剤”を使うのもアイデアです。また、汗は時間が経つと酸化されて臭うようになります。
汗の臭いが気になってしまうようなら、“消臭剤”や“防臭剤”を利用するのも良いでしょう。
抗菌効果のあるものも多く販売されていますので、自分に合うものを選ぶことが出来ます。

“口臭防止グッズ”も、緊張すると口が渇き、口臭が出始めるという方には、おすすめです。
ですが、あがり症に限らず口臭は、誰でも気になるものですから、普段から口臭防止グッズを持ち歩く方も多いようです。

最近よく目に付く、あがり症に関したグッズに、香りを使ったグッズがあります。
“フラワーエッセンス”は、自信を取り戻したり、緊張感を取り除く働きがあります。
抗ストレス効果があるとして人気になっているフラワーエッセンスですが、副作用も無いので年齢問わず利用できるのが好評で、あがり症にも良いとされています。

それから“パワーストーン”も、おすすめです。
神秘の力で願をかなえるとして、アクセサリーとして身に付けている人も多いですね。
パワーストーンには、精神的なバランスの崩れを調整し、心に落ち着きを取り戻す効果のあるものがあります。
それを身に着けることであがり症の人なども、話し上手になれるといわれます。

他にも、自分のお気に入りの物とか、なんでもないハンカチだけど、持っていると落ち着くとかいうものが、一つや二つあるのではないでしょうか。

そういったグッズを、あがり症克服に是非活用してみましょう。

あがり症に効果があるものに、“アロマテラピー(芳香療法)”が、あります。
アロマテラピー(芳香療法)には、ハーブやスパイスから摂りだした“精油(エッセンシャルオイル)”が使われます。
ハーブの香りは、人間の五感を刺激し、緊張感を和らげる効果があることが分かっています。

ですから、ハーブなどの香りを使う、“アロマテラピー(芳香療法)”は、気持ちをリラックスさせ、興奮を静めてくれますし、体調を整えたり、抗菌作用を持つ健康効果が望めるものもあります。中には、美容効果が期待できるものもあります。

アロマ(エッセンシャルオイル)の中には、“あがり症に効く”とされるものが、たくさんあります。

よく耳にする、ローズ・ジャスミン・カモミール・イランイラン・などは、“心配や恐怖感を取り除く”のに適したアロマと、言われています。また、グレープフルーツ・ベルガモット・ゼラニウム・ペパーミント・などは、“精神を安定させる”のに良いでしょう。
特に、『ラベンダー』は、あがり症に効果的とされるアロマの中の、代表格とされています。
ラベンダーは鎮静作用の強いハーブです。『 神経が過敏になって眠れない時に、ラベンダーの香りを嗅ぐと気分が落ち着く 』と、よく言われますね。ですから、ラベンダーのアロマオイルを、ベッドの枕元に常備したり、ラベンダーの匂い袋を置く方も多いようです。
他には、『ネロリ』も、あがり症に効果があります。
甘めの香りがするネロリは、“緊張や不安を改善”して、明るい気分にしてくれるといわれます。


アロマオイルの使い方も、専用の道具で、香りを立たせる方法から、ハンカチやティッシュにアロマオイルを数滴たらして、持ち歩く方法もあります。
最近では、シャンプーや石鹸・香水にもアロマテラピーが応用されていますので、これらを使ってみるのも良いでしょう。
精神が安定し、心地よい睡眠がとれることは、あがり症対策の効果にも繋がるでしょう。

ただし、妊娠中の方には良くない影響を与えてしまうハーブも、中にはあるので注意が必要です。
“アロマテラピー(芳香療法)”を行う前に、自分が使えるアロマなのかどうか、しっかり確認してから使うようにしましょう。

あがり症に効く“サプリメント”というのは、あるのでしょうか。
あがり症は、病気ではありませんが、緊張やあがり症を引き起こす“不安感やストレス”などの症状を、緩和させるサプリメントを摂ることは、あがり症にとっても有効といえるでしょう。

サプリメントは栄養補助食品ですから、食物と一緒に摂る方がサプリメントの吸収もよくなり、効果的です。
しかし、医薬品ではないので、投薬治療で使われる薬剤のように、即効性は期待できません。
また、人によっても、効果のあらわれ方には差があります。

サプリメントは、あがり症の症状を抑制する効果は、あまりありませんから、『 あがり症克服の助けになる1つの手段 』と、考える方が良いでしょう。

サプリメントの中でも特に『 緊張緩和 』や『 鎮静作用 』『 不安感を抑えて気分をリラックスさせる 』作用を持っている物などが、あがり症に効果的といわれています。また、これらの中には“坑ストレス剤”として利用されているサプリメントもあります。

あがり症に効果があるといわれるサプリメントには、ハーブを使ったものがとても多く、“セイヨウオトギリソウ”や“パッションフルーツ”・“カミツレ”・“トケイソウ”などは、人気サプリメントの原料に含まれていることが多いようです。

また、漢方薬も評判が良く、“柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)”や“半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)”などは、あがり症にも効果があるようです。
“柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)”は、恐怖症や神経過敏に効果的で、イライラや不眠にも有効な漢方薬ですから、あがり症で気持ちが高ぶった時にも良いようで、服用すると精神不安が改善します。

“半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)”も、不安感に良く効き、神経を鎮めてくれます。

サプリメントは、継続して摂ることで、徐々に効果がでてくるものです。
効果(変化)を体感するのは、製品や人によっても違いがありますし、成分によっては禁忌がある場合も考えられるので、サプリメントを使う場合には、使用上の注意をよく読んで、正しく使うようにしましょう。
また、処方薬、医薬品との併用については、サプリメントを使う前に医師と相談するようにしましょう。

あがり症に効く薬は、一般でも市販されています。

あがり症治療薬に使用されているのは『抗不安薬』・『β遮断薬(βブロッカー)』・『精神安定剤』の 3 種類です。
不安になる気持ちを和らげる『抗不安薬』・動悸や震えを抑制する効果がある『β遮断薬(βブロッカー)』・気持ちを安定さえる『精神安定剤』、これらは医師の診断と、処方の元に使うことが出来ます。

一般に市販されている“あがり症に効く薬”は、本来は仕事や家事で感じるストレスに、良い作用がある内服薬として登場しました。その効能は、緊張感やイライラ感の鎮痛・緩和・疲労倦怠感にも効果的であるというもので、この効能があがり症にも効果があるのではないかとされ、今ではあがるのを気にする方の間でしばしば飲まれているようです。


医師に処方してもらう薬ほどの効果は期待できませんが、『病院に行くのはちょっと・・・』とか、『ちょっとだけ薬を試してみたい』というのであれば、市販薬から試してみるのも1つの方法です。

あがり症の市販薬にはいくつかありますが、“イララック”が、もっとも知られているあがり症の市販薬です。
名前からも想像できるように、イライラ感を抑える効果があり、興奮や緊張も沈める効果が期待できます。
“イララック”は植物由来の生薬で、出来ています。
『イライラっとした気分がラクになる』と、いう効果があったと感じる方もたくさんいるので、病院で相談する前の段階として、試してはいかがでしょうか。
医師による処方薬ほどの効果は望めませんが、“イララック”を飲んでみても良いでしょう。

また、『アタラックスP』という薬も、不安や緊張をやわらげてくれる作用があるようです。
もともとじんましんの薬なので、お店によってはアレルギーのコーナーに並んでいることもあります。
効き目は長いのですが、眠気に注意が必要です。

酔い止めの薬も手軽に買える薬ですが、あがり症の緊張による吐き気防止には効果があるようで、重宝されているようです。
また、気持ちをリラックスさせるハーブティーや、あがり症に効く漢方なども効果的とされます。

市販の薬には、年齢による使用制限や、他の薬との飲み合わせに対する注意も必要です。使用する場合は、十分注意しましょう。

あがり症の治療薬として、“β遮断薬(βブロッカー)”が使われています。
本来“β遮断薬(βブロッカー)”は、心筋梗塞や不整脈・高血圧などに使われる薬物なのですが、あがり症の症状である、動悸や震え・発汗を抑える効果が認められ、投薬治療に用いられるようになりました。
あがり症克服として、今は広く利用されています。

“β遮断薬(βブロッカー)”は、あがり症の原因となるノルアドレナリンなどの、神経伝達物資の影響を妨げるために、身体の器官にあるβ受容体に働きかけます。それによって、緊張した時の『ドキドキ感』を抑える効果があります。

あがり症の方にとって大きなメリットと言われるのは、“β遮断薬(βブロッカー)”の優れた速効性です。

“β遮断薬(βブロッカー)”服用後およそ1時間くらいでその効果があらわれ、冷静な状態になり、落ち着きます。
以後数時間に渡り冷静な状態が持続できるのです。

効果のあらわれる時間を計算しタイミングを見計らって服用することが出来るので、前もってあがってしまいそうな場合に備えることが出来るのも、あがり症の人にとってはうれしい点でしょう。

さらに、定期的に“β遮断薬(βブロッカー)”を服用することで、少しずつあがり症の症状も、克服できるようです。
しかし、高い効果が期待できるという事は、同時に依存してしまう事も考えられるので、注意が必要です。

“β遮断薬(βブロッカー)”を、飲む事で気持ちが落ち着けると思う反面、薬を飲まないでいると緊張が取れないと思い込んでしまうようになります。やがて、身体は必要ない状態なのに、精神的に薬に頼ってしまう『“β遮断薬(βブロッカー)”依存症』になりかねません。“β遮断薬(βブロッカー)”の使用のについては医師の説明に従って適切に服用するようにしましょう。

また、“β遮断薬(βブロッカー)”は、あがり症に有効な薬ですが、喘息や心臓障害の為の薬剤との併用は、『禁忌』とされていますので注意しましょう。

“あがり症”を治療するのに精神安定剤は有効性があり、高い効果が期待できます。

ですが、いくら『あがり症に精神安定剤はメリットが大きい』と言われても、精神安定剤の使用には、戸惑ってしまう方も多いでしょう。

精神安定剤と言われると、“精神疾患で使用されることが多い薬”といった、怖いイメージがあるかもしれません。

しかし、精神安定剤は医師と相談しながら適切に服用すれば、あがる悩みも減らすことができ、あがり症克服にとても役立ちます。

精神安定剤にはいくつか種類がありますが、中でも“あがり症”に良く使われるのが、『 SSRI 』です。
この『 SSRI 』は、坑うつ剤でもある薬なのですが、“あがり症”に良く使われ効果にも定評あり、本格的に治したい人に向いています。
『 SSRI 』は、セロトニンを強化して、不安体質を徐々に改善していく薬なので、効果が出るまで 2 週間程度かかり、この間は吐き気なども起こりやすいようです。また、治療期間は個人差もありますが、半年から数年かかります。
ですが、依存性も副作用も少なくて眠くなったりもしないのですが、服用中の飲酒を避けねばならないという、注意点があります。

また、『ベンゾジアゼピン系』の薬物は、高い効果と速効性が期待できます。
早急に“あがり症”を抑えたい方はこちらが良いでしょう。
ですが、『 SSRI 』と同様に飲酒は避けます。さらに、この薬は眠気が出やすく、長期間使用すると、効果が薄れてくるようです。そして、医師の指示通り正しく服用しないと、依存症や副作用が出る可能性もあります。

他には、『抗コリン薬』があります。
これは、アセルコリンの働きを抑制して、“あがり症”の原因のノルアドレナリンの分泌を抑制する効果があります。
この薬の利点は、速効性があり依存性が無いことですが、反面、口の渇き・かすみ目・便秘などの、副作用が起こりやすいとされています。

精神安定剤は“あがり症”に効果がありますが、医師の説明などはきちんと従うようにして、使用については細心の注意をしましょう。

あがり症の症状によっては、医師の診断により薬物治療が行われる場合もあります。

これは、あがり症の動悸、手の震え、興奮を薬物によって抑え、克服へのきっかけ作りにしようとするものです。

あがり症の薬物治療で使われる薬剤は、精神安定剤を始めとした向精神薬・β遮断薬(βブロッカー)・抗不安薬・SSRI などが知られています。

『 SSRI 』 は、“セロトニン再取り込み阻害剤”と呼ばれるもので、薬に依存性はありません。
あがり症の不安や緊張が強くなるのは、セロトニンの減少によるものである事から、SSRI を服用して、脳内のセロトニンを正常な量に回復させ、脳内の不安体質を改善していきます。

『β遮断薬(βブロッカー)・抗不安薬』は、緊張や不安・ドキドキ感を抑える作用があります。
結婚式のスピーチや発表会の不安など、強く緊張を感じる場面などで、臨時薬(頓服薬)として服用します。
指示通りの服用であれば、依存は起こりません。

しかし、あがり症での薬物治療は、“あがり症克服へのきっかけ作り”であるということであり、投薬などの薬物治療で、あがり症が治る訳ではないという事を忘れてはいけません。
いかに薬物治療が、あがり症の症状の緩和・改善に効果があったとしても、薬物治療では、あがり症の根本的な解決法にはならないのです。

例えば、『薬物治療であがり症の動悸、手の震え、興奮が抑えられるなどの良い効果が出る反面、今度は薬なしでは過ごせなくなってしまう可能性が出てきてしまった。』なんて言うこともあるのです。
ですから、服用には充分注意して、薬に依存しないようにする必要があります。

あがり症克服に強い作用を持つ薬というのは、薬への依存性が高くなるという場合も多く、そのため、医師の診察が無ければ使用できない“あがり症の為の薬”という物も多くあります。


また、薬物治療で使用する薬の副作用についても、きちんと調べておく必要もあるでしょう。

薬や体質によっては、眠くなる・めまいが起こる・血糖値があがる・などの副作用があります。
あがり症の為に使用した薬で、その副作用によって体調を崩してしまうことのないように、服用には十分注意しましょう。

どうしても薬を使用する場合、特に妊娠中や心臓病の方は、充分に気を配るようにしましょう。
そして、身体に負担が掛かるような薬物の服用は避けましょう。